プロアスリートが徹底レビュー「AirPods Pro 3」はワークアウト最高の相棒か?

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「AirPods Pro 3」を現役のプロアアスリートからの視点で、製品のレビューをお届けします。

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日々のワークアウトにおいて

イヤフォンは切っても切り離せない存在です。


普段の通勤通学で装着感はたくさん記事になっているますが。

ワークアウトのための性能について検証してみた。

装着感は、何より勝る。新しい形状とイヤーチップ

イヤフォンが「集中するために」から「集中を乱される」原因になった経験

外部環境を遮断し

ワークアウトや、音楽、勉強に集中するために

ノイズキャンセル機能が搭載されている

装着感・フィット感がなければ、性能は引き出されない。

ワークアウト中は様々な動きの連続です

ときに激しい衝撃も加わります

装着感が不安定であれば

集中力が削がれ、かえってストレスになる。


実際に、僕が今まで体験した

イヤフォンのストレスを感じたことを紹介します。


ズレる:


耳の前に接して音が聞こえる骨伝導タイプ

実は結構気に入って2年使用していました

ランニング際に主に使用

自分は頭な形がいわゆる絶壁で

左右をつなぐワイヤーのフレームが動いてしまった

耳の開放感もあるのだが、ずれると骨に振動がうまく伝わらずストレスだった。


落ちる:


普段装着中に耳から落ちるというのは

あまりないが

ワークアウト中は

イヤーチップモデルは汗もかいているので

滑りやすい。

ダッシュでは、

足から伝わるよう衝撃でポロッと耳から落ち

暗い夜道でスマホのライトで探した。

もう一つは、

筋トレで重量を上げているとき

いきんだときや歯を食いしばっているときは、

耳の中の形も微妙に変形し

こぼれるようにポロッと落ちた。

高い集中力が必要な高重量などでは、


ポロッとは、


「えっ!?ちょっと、今!?マヂ!?」となる。

インターバルが崩れるし、

集中力が削がれるのは、怪我の原因だ

蒸れる:

筋トレ時、ヘッドフォンタイプに変えたことがある。

ズレなかったし、落ちることもなかったが

どでかいイヤーパッドか汗で、蒸れて暑く不快だった。

もちろんランニングにはNG。



痛い:


落下や、ズレ防止にイヤーパッドを大きくしたり

ヘッドフォンのヘッドバンドをキツめにしたり

同じ場所への圧迫が、徐々に痛みになり

つけているのも嫌になる。



集中し自分の世界に入り込むためのディバイスのはずなのに、

様々なストレスのせいで、集中しきれない。

ズレるのが嫌だからペースを落とすなんて本末転倒だ。

新形状が広い接触面積が、圧力分散とズレ防止

Airpods pro3 新形状

装着感がまるでないとは言えないが、

長時間の装着で痛くなったりは、

今のところない。

新しい形状になり、「耳の穴に押し込む」や「耳に引っ掛ける」感覚から

AirPodsを耳で抱えているような感じになった。

このホールド感は安心できる

イヤーチップ内部にフォーム材が使用されるようになった。

Airpods pro3 新しいイヤチップ

今までは、

成形されたイヤチップが、耳の形で変形し、

シリコン自体の特性の柔軟性や復元力で

元に戻ろうとする力で支えていた。


AirPods Pro3新型イヤーチップは、

軟質フォーム材(内部に多く空気を多く含む多孔質)採用

フォーム材の利点が、今までの性能にプラスしている


軟質フォーム材の利点

・緩衝性・・・内部の空気が衝撃を吸収しクッションの役割を果たす

・気密性・・・反発性や形状回復性により、耳により「面」でのフィット感が増す

・遮音性・・・気泡構造により、外からの音が入り込むのを防ぐ

・軽量性・・・発泡体は元の樹脂より著しく軽量になります



今までフォーム材でなかったことが不思議に思える


フォーム材にするには、コストがかかるようで

お値段据え置きはありがたい。39,800円(税込)

ワークアウトを邪魔しない独立したコントロール

集中力を保つためには

ワークアウトから意識が離れないことが大切

スマホを触るのは危険が潜んでいる

SNS等の通知は

瞬時に意識は持っていかれる。



油断すれば5分は見てしまう


理想は、

インターバル中は

荒くなった呼吸を整え

トレーニングの先にある栄光の自分を想像したい。



イヤフォンから直接操作できる物もたくさんあるが

乳酸パンパンのの腕で指先で

ダブルタップ

トリプルタップなんて、不可能だ。

スマホの魔力や、イヤフォンでの直接操作

AirPods pro3では、この問題を解決してくれるのか?

直感ステム操作と確実なフィードバック、小気味よい「カチッ」

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ステム(筒部分)の操作方法


オーディオを再生する/一時停止する
ステムを押します。再生を再開するときは、もう一度押します。

次のトラックを再生する:
 ステムを2回押します。

前のトラックを再生する:
 ステムを3回押します。

電話に出る:
 電話がかかってきたら、ステムを押します。

音量を調整する:
 ステムを上または下に軽くスワイプします。

アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード、適応型オーディオを切り替える:
 ステムを長押しする

音量を調整する:
 ステムを上または下に軽くスワイプします。


私が気に入っているのは、操作時にステムを押し込んだときの

「カチッ」

と言うフリック音。

確実に操作が実行されたという心地よさ。



ヘッドジェスチャーの操作方法

電話に応答する: 頭を上下に振る。

電話を拒否する: 頭を左右に振る。

通知に返信する: 頭を上下に振る。

通知を閉じる: 頭を左右に振る。


音声で「〇〇さんから電話です。出ますか」

聞かれるので

出るなら、「うん」と頭を縦に振り、

でないなら、「ううん」と左右に頭をふる

これもいいですね。

汗に強いが、手袋操作は工夫が必要

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タッチセンサーイヤホンは

汗で指が濡れると反応しないことがありましたが、

AirPods Pro 3の感圧センサーは、

こうした状況でも正確に動作します。


しかし、


手袋です。

真冬のランニングや、トレーニング中のグローブをハメたままでの操作

できなかったことがあります。


音量調節です。


ステムを上または下に軽くスワイプする、

この調節方法は、手袋をはめた状態では

pro2同様で残念ながらうまく操作しませんでした。

いろいろな素材で試してみたが

薄手の素材であれば、

スライド音量調節はできましたが、

素手のようなようにはいきませんでした。


何度も触れば、耳からずれるし、ストレスです。




手袋やグローブを装着しての音量操作は、

手袋やグローブを外すか、

スマホやApplewatchiから調整したほうが早いです。 



siriに「音量あげて/さげて」ってお願いする。


ちなみに、ジム用に様々なトーレーニング用グローブを試したが、フィット感とグリップ感はこの軍手が一番でした。ジムだとかなり浮きますが。

集中力を高めるアクティブノイズキャンセリング(ANC)

僕の理想は、

ワークアウト環境の平準化です。

一定の環境を行うことで、

身体の変化の気付きがわかりやすくなります。


スポーツのパフォーマンスは変数が多すぎて、

数値化が難しいです。

どうしても感覚に頼る必要がありますが、

環境を一定にすることで、身体の変化や反応の気づきを大事にして、

現状の評価したいのです。


ワークアウト環境は常に理想的とは限りません。

ジムの他人のトレッドミルの走行音、

ヨガやストレッチの際の近隣の生活音、


AirPods Pro 3のアクティブノイズキャンセリング(ANC)

こうした外部のノイズを打ち消してくれます

騒音を意識の外へ、集中力を心と肉体へ。


AirPods Pro 3のANCは、

周囲の騒音を驚く除去してくれました。


ジムのBGMやマシンの音

ランニング前のストレッチ中や

ギアのセッティング中など


アスリートの世界への気持ちの切り替えに、

不要なノイズをかき消してくれました。


自分が聴きたい音楽やノイズのない環境で

目前のことにだけ、集中ができます。


ストレッチ中なら筋肉に

ギアのチューニング集中力できます。


関係ない人の会話や、聞こえてくるラジオ、

他人のパーソナルトレーナーの掛け声

ジムのスタジオプログラムの呼び込みとか気になります。


これが簡単になくなるのは嬉しかったです。 

 

ANC優秀がゆえに。呼吸を感じる、新しい「息苦しさ」


外部の騒音を遮断する一方で、

自身の呼吸音をよりはっきりと感じます。

外部のノイズが消えることで、

自分の身体の動きや呼吸音が強調される感覚でした。

特にペースの速いランニングや、

ハードなインターバルトレーニング中



静かな動きの中では、

この呼吸音が普段以上に大きく聞こえ、

まるで自分の呼吸に抵抗があるような、

「息苦しさ」を感じることがありました。


この独特な感覚は、デメリットと捉えることもできますが、

むしろの呼吸にのみ意識を集中させ

早くに荒れた呼吸の回復ができたと思います。


ノイズキャンセリングによる呼吸を感じることで

身体にのみの集中ができ

ワークアウトの効率を高めてくれました。

安全性を確保する「外部音取り込みモード」


ランニングや屋外でのワークアウトでは、

周囲の状況を把握することが安全上不可欠です。

しかし、AirPods Pro 3では強力なアクティブノイズキャンセリング(ANC)は、

車や自転車の接近音、クラクション、物音といった重要な外部の音を遮断してしまうため
屋外での使用には注意が必要です。


屋外では

「外部音取り込みモード」がオススメです。

このモードは、イヤホンのマイクで周囲の音を自然に耳に届けてくれるため、

外部音が聞こえる安心感は大きいですね。


自転車の接近してきたときのチリチリとアスファルトを走る
僅かな音も感じることができました。


言うまでもありませんが、

大音量で音楽をかけていたら当然外部の音は聞こえません。


切り替え方は

ステムの感圧センサーを長押しするだけ

ノイズキャンセリングモードから外部音取り込みモードへ

瞬時に切り替えが可能です。


家でストレッチして、ランニングを始める際も

トレーニングのリズムを崩すことなく

スムーズにモード変更ができます。


AirPods Pro 3は、集中と安全や公共性での切り替えをでき、

ストレスフリー!

ワークアウトに最適な機能

個人的に気に入っている地味な便利機能


個人的にすごく気に入っている使用があります。

ランニングや屋外でのワークアウトの際、

私は基本的にAirPodsのケースを持ち歩きません。

邪魔ですし、もし落として壊してしまったら大変ですからね。


ワークアウト中に知り合いに会うと、

挨拶や立ち話になることがあります。

AirPods Proには「外部音取り込みモード」でも会話は可能ですが、

相手に失礼に当たると思うので、一旦イヤホンを外してポケットに入れます。


「さて、ワークアウト再開」と思ったとき

イヤホンが自動でオフになってしまい

再始動するには一度ケースに戻さないと

電源が入らないタイプのイヤフォンもあるんです。

後半のワークアウトでモチベーションが下がってしまいますよね。


AirPods Pro 3は、外して一定時間経っても、

再び耳につけるだけで音楽の再生を再開できます。

この使用は、お気に入りです。

まとめ:AirPods Pro 3は、もはやイヤホンではなく「トレーニングギア」なくてはならない相棒だ

今回はプロアスリートの視点から、レビューしました。

AirPods Pro 3が日々のワークアウトをいかに変えるか

これまで多くのイヤホンが抱えていた、

「ズレる」「落ちる」「痛い」といった装着感のストレスは、ワークアウトへの集中力を削ぐ最大の敵でした。

AirPods Pro 3は、

快適な環境の中で、最高の負荷(ワークアウト)を

かけることができるようになりました。


この記事のポイントを振り返ってみます

  • 革命的な装着感
    新しい形状とフォーム材イヤーチップがもたらす安定性は、激しい動きの中でもズレや落下の不安を解消し、トレーニングへの深い没入を可能にします。
  • 集中を途切れさせない操作性
    スマホに触れることなく、ステムやジェスチャーで完結する直感的な操作は、一度入った集中状態を維持させてくれます。
  • 理想的なトレーニング環境
    強力なノイズキャンセリングは、ジムの騒音や外部の雑音をシャットアウト。
    自分の呼吸と筋肉の動きだけに意識を向けられます。
  • 安全性への配慮
    屋外でのランニング時には、
    外部音取り込みモードに瞬時に切り替えることで、
    安全を確保しながら音楽を楽しめます。

もちろん、

手袋を装着した際の音量操作など、

いくつかの課題は残されています。

しかし、それを補って余りあるほどのメリットがこの製品にはあります。



結論として

AirPods Pro 3は

単に音楽を聴くためのだけのデバイスではありません。


アスリートの集中力を今まで以上に高め、

パフォーマンスの向上をサポートする、

まさに「トレーニングギア」と呼ぶにふさわしい存在です。

もし読者の皆様が日々のワークアウトの質をもう一段階引き上げたいと願うなら、

この投資は最高の価値をもたらしてくれるはずです。

AirPods Pro 3 39,800円(税込)

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