この記事では、プロアスリート歴20年の覆面アスリートが半年間毎日AirPods Pro 3で通話してきた体験を正直にお伝えします。
骨伝導時代に大声で周囲を困惑させていた筆者が、小声で自然に通話できるようになるまでの話です。

📋 この記事でわかること
- AirPods Pro 3の通話品質を半年使った正直な評価
- 骨伝導・Bluetooth初期との通話品質の違い(実体験)
- 通話回線別の品質比較(FaceTime / 電話回線 / LINE通話)
- ビジネス通話・ハンズフリーの実用性
- AI音声入力との意外な相性
🎯 結論 — 通話品質は「及第点を大きく超えている」
🎯 結論:AirPods Pro 3の通話で感じた3つのこと
- 相手から「過去一聞きやすい」と言われた ── 通話相手の評価が一番の証拠
- iPhoneを耳に当てなくなった ── ノイキャンで相手の声がクリアに聞こえる
- 通話「だけ」で選んでいない ── 音楽・ノイキャン・心拍数・通話の総合力
先にお伝えしておくと、通話品質だけを求めるなら専門機の方が上です。それは間違いありません。
でも、アスリートにとってイヤホンは「通話するためだけの道具」ではありません。音楽を聴き、ノイキャンで集中し、心拍数を測り、そして電話にも出る。その全部を1台でこなしてくれるのがAirPods Pro 3であり、通話品質はその中で「十分すぎるレベル」にあるというのが、半年使った正直な結論です。
📞 通話品質ってどうなの? — ゆっきーが聞いてみた

覆面さん、AirPods Pro 3の通話品質って実際どうですか?イヤホンで電話するのってなんか不安で…

わかるよ。俺も最初はそう思ってた。でも半年使って、今はもうiPhoneを耳に当てることがほとんどない。相手からも「過去一聞きやすい」って言われたよ。

過去一!? 前に使ってた骨伝導イヤホンと比べてもですか?

比べものにならないね。骨伝導の時は外で大声出さないと相手に聞こえなくて、周りの人から見たら一人で遠くを見ながら大声で話してるヤバいやつだった。その話も含めて、正直にレビューするよ。

😱 ビフォー — 骨伝導・Bluetooth初期の通話はこうだった
AirPods Pro 3の通話品質を語る前に、まず「それ以前」の話をさせてください。比較対象がないと、良さも伝わらないと思うので。
Bluetooth初期:マイクを口元に当てないと拾ってくれない
私が最初に使ったBluetoothイヤホンは、左右がコードでつながったタイプでした。コードの途中に音量ボタンとマイクがついていて、通話する時はそのマイク部分を手で口元に近づけないと、相手に声が届かないことがありました。
イヤホンで通話しているのに、結局手を使う。なんのためのハンズフリーなのか、当時は少しモヤモヤしていました。
骨伝導:大声で話す → 周囲を困惑させる
骨伝導イヤホン(Shokz)は4〜5年使っていました。室内での通話は問題なかったのですが、屋外では2つの壁がありました。
- ノイキャンがない ── 風が強いと相手の声が聞こえない。会話にならなかった
- 大声を出さないといけない ── 集音機能がそこまで良くなかったので、声を張らないと相手に届かない
問題は「大声を出す」こと自体にもありました。骨伝導は耳に何かをつけているように見えにくい。手にはスマホも持っていない。つまり周囲の人からすると、一人で突っ立って遠くを見ながら大声で「もしもし」と話している人に見えるわけです。
正直、それは周りの人からしたらちょっと怖いですよね。
さらに骨伝導にはもう一つ個人的な問題がありました。音量を上げると振動が強くなり、耳の後ろがかゆくなる。通話のために音量を上げたいのに、振動が気になって集中できない。このジレンマは地味にストレスでした。
✅ アフター — AirPods Pro 3の通話体験
AirPods Pro 3に変えてから、通話のストレスは劇的に減りました。一言でいえば、「自然に会話ができるようになった」。これに尽きます。
相手の声:ノイキャンで「集中しなくても聞こえる」
通話中は基本的にノイズキャンセリングモードで使っています。理由はシンプルで、ノイキャンにすると音量を小さくしても相手の声がクリアに聞こえるからです。
外音取り込みモードだと周囲の音が入ってくるので、音量を上げないと聞き取りづらい場面があります。ノイキャンなら、小さなボリュームでも自然に聞こえる。耳への負担も少なくなるので、長い通話でも疲れにくいと感じています。
スピーカーフォンでもいいじゃないかと思う方もいるかもしれません。たしかにそれでも通話はできます。ただスピーカーは環境音を拾ってしまうし、相手の声も集中しないと聞こえにくい。周囲に人がいればプライベートな話もできません。AirPodsなら、自然に会話ができるうえに、音量調節もノイキャン切り替えも耳元だけで完結します。
自分の声:「過去一聞きやすい」と言われた
通話相手から「過去一聞きやすい」と言われたことがあります。電話回線、FaceTime、LINE通話のどれでも総じて好評でした。
Bluetooth初期のようにマイクを口元に近づける必要もない。耳につけたまま普通に話すだけで十分に声を拾ってくれます。骨伝導時代のように大声を出す必要もないので、そもそも周囲に通話していることを気づかれないレベルで会話が成立します。
着信〜応答:「耳だけで完結する電話体験」
AirPods Pro 3で特に気に入っているのが、着信時の体験です。
- 相手の名前を読み上げてくれる ── iPhoneを取り出さなくても誰からの着信かわかる
- ステムをポチッと一押しで応答 ── 画面操作不要。汗だくでもグローブをしていてもOK
- 通話中もハンズフリー ── iPhone・MacBookの画面を見ながら会話できる
iPhoneの画面をタッチして電話に出るのとは、体験がまったく違います。トレーニング中にグローブをつけたまま、ステムを押すだけで電話に出られる。「耳だけで完結する電話体験」というのが一番近い表現かもしれません。
📊 通話回線別レビュー — FaceTime・電話回線・LINE
半年間、さまざまな回線で通話してきた体感の比較です。
| 通話手段 | 音質の体感 | コメント |
|---|---|---|
| FaceTime | ◎ 最も良い | Apple同士の通話は別格。クリアで遅延も少ない |
| 電話回線 | ○ 良い | キャリアで差あり(ソフトバンク→楽天で若干変化を感じた) |
| LINE通話 | ○ やや落ちる | FaceTimeと比べると少しだけ落ちる印象 |
Apple製品同士のFaceTimeが最も音質が良いというのは、AirPods × iPhone × FaceTimeというAppleエコシステムの恩恵かもしれません。日常的にApple製品を使っている方は、この恩恵を自然に受けられます。
💼 ビジネス通話 — 両手が空く、それだけで世界が変わる
私はスクール運営や競技関係者との連絡など、ビジネスの電話でもAirPods Pro 3のまま出ることがほとんどです。
理由はシンプルで、両手が空くから。iPhoneで相手の情報を確認したり、MacBookで資料を開いたりしながら通話できる。通話しながらコーヒーを作ることも、洗い物をすることもできます。
ただ、TPOは大事にしています。
- 対面で人と会う時はAirPodsを外す ── つけたままだと失礼な印象を与えかねない
- 電車やカフェでは電話に出ない ── マナーの問題。メールやLINEで対応すればいい
- 仕事の大事な内容は文章に残す ── 口頭より文章の方が確実
通話できる環境だからといって、どこでも電話に出ればいいわけではありません。「通話しない」という判断も、AirPodsを使いこなすうえで重要なスキルだと思っています。
🤖 AI音声入力との相性 — 2026年の新しい使い方
これは他のレビュー記事ではあまり触れられていない話かもしれません。
最近、ChatGPT・Gemini・ClaudeなどのAIに質問を投げる時、キーボード入力よりも音声入力の方が速い場面が増えてきました。AirPods Pro 3のマイクを使って音声で質問し、ノイキャンで周囲の音を遮断しながらAIの回答を聞く。
AIの解釈精度が上がっているので、多少砕けた言い方でも意図を正確に汲み取ってくれます。つまり、AIが進化すればするほど、AirPodsの「マイクとしての価値」も相対的に上がっていく。
iPhone・MacBookのデバイス側が進化すれば、AirPodsの通話体験もさらに良くなるはず。Apple Intelligence時代への先行投資という意味でも、AirPods Pro 3を選ぶ理由はあると感じています。
⚠️ 正直に言うデメリット — 屋外の強風時
半年使って通話品質に大きな不満はありません。ただし、一つだけ気になる場面があります。
屋外で強風が吹いている時、相手に声がこもって聞こえるようです。「もごもご喋っているように聞こえる」と言われたことがあり、室内にいる時よりも声を張らないと聞き返されます。
風切り音のボーボーした音自体は入ってきませんが、風がマイクに影響して自分の声の伝達が落ちるようです。これはAirPods Pro 3に限らず、多くのワイヤレスイヤホンに共通する弱点かもしれません。
対処法としては、風を背にする、建物の陰に入る、短い用件ならそのまま声を張る——といった工夫で十分カバーできる範囲です。
💡 通話の実用テクニック3選
半年間使う中で見つけた、通話を快適にするコツを3つ紹介します。
💡 テクニック①:通話中はノイキャンモード一択
ノイキャンにすればボリュームを下げても相手の声がクリアに聞こえる。耳への負担が減り、長時間の通話でも疲れにくくなります。
💡 テクニック②:片耳ローテーションで通話を途切れさせない
充電が切れそうな時は片方をケースに戻して充電し、もう片方で通話を続ける。両耳にマイクがあるので片耳でも通話品質に問題はありません。
💡 テクニック③:周囲の音を聞きたい時は「片耳外し」より「外音取り込みモード」
片耳を外すと外の音は聞こえますが、通話の聞こえ方が変わります。両耳つけたまま外音取り込みモードに切り替える方が、通話品質を保ったまま周囲の音も聞けます。
❓ よくある質問
Q. AirPods Pro 3は約4万円。通話のためだけに買う価値はありますか?
A. 通話だけで4万円は正直高いです。でも、直感的な操作で迷わないこと、iPhone・MacBookとのスムーズな連携で時短になること、ユーザーが多くて問題解決の情報が豊富なこと。こうした「見えないコスト削減」を考えると、総合的には十分な価値があると感じています。
Q. 汗だくの状態で電話に出られますか?
A. 問題なく出られます。ステムを押すだけなので、汗で手が濡れていてもグローブをしていても関係ありません。iPhoneの画面をタッチする必要がないのが大きいです。
Q. Siriで「〇〇に電話して」と発信できますか?
A. 機能としてはありますが、私はほとんど使っていません。正直、Siriの精度がまだ十分とは感じておらず、間違った相手にかかってしまうリスクがあるためです。着信に応答するのはステム操作で十分快適です。
Q. コンビニやスーパーでAirPodsをつけたまま会話できますか?
A. 外音取り込みモードにすれば、店員さんの声もしっかり聞こえます。ただし、対面で人と会う時は外すようにしています。マナーの問題ですね。
🏋️ アスリートが通話品質を重視すべき理由
ここで一つ、この記事で一番伝えたいことを書きます。
通話品質なら専門機が上。心拍数測定もウェアラブル専門機が上。それは事実です。でも、専門機を何個も揃えると費用がかかる。そしてアスリートにとって、オーバースペックな部分にお金を投資するということは、本来投資すべき栄養・トレーニング・時間に予算が回らなくなることを意味します。
音楽が聴ける。ノイキャンがある。心拍数をそこそこ高い精度で測ってくれる。通話もスムーズにできる。Apple製品との連携が高い。——この総合点で見て問題がないから、AirPods Pro 3を選んでいます。
通話品質だけにこだわって高い専門機を買うより、その分を栄養や遠征費に回した方がいい。これが、20年間限られたリソースで戦ってきたアスリートとしての結論です。

📝 まとめ
📝 この記事のポイント
- 通話品質 ── 相手から「過去一聞きやすい」と言われるレベル。及第点を大きく超えている
- ノイキャン × 通話 ── 小さな音量でもクリアに聞こえる。耳にも優しい
- 着信の操作 ── 名前読み上げ→ステム一押し。耳だけで完結する電話体験
- 弱点 ── 屋外の強風時は声がこもる。声を張るか場所を移動すれば対処可能
- AI時代の価値 ── 音声入力デバイスとしての価値が、AIの進化とともに上がっていく
- 選び方の本質 ── 専門機に投資するより、総合力のAirPodsで浮いた予算を本業に回す
AirPods Pro 3の通話品質は、正直に言って「これで十分」です。十分というのは妥協ではなく、必要な品質を満たしたうえで、他のすべての機能も80点以上で使えるという意味です。
通話だけなら専門機。音質だけならヘッドホン。でも全部を1台でこなして、しかも不満がない。そんなイヤホンは、今のところAirPods Pro 3だけだと感じています。
あなたの使い方に合うかどうかは、あなた自身が一番わかるはずです。この記事が、その判断の参考になれば幸いです。
👉 AirPods Pro 3のさらに詳しいレビューはこちら(プロアスリートが徹底検証)
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👉 有線→骨伝導→AirPods Pro 3——プロアスリートのイヤホン遍歴と最終結論
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※ 通話品質は通信環境・回線状況・相手のデバイスによって異なります。本記事の内容は筆者個人の体感に基づくものです。


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