KYROは走る前にコース候補の距離・上り・獲得領地の見込みを確認できるようになり、場所を指定して経路を隠す設定や記録の復元も加わりました。画面と公式の更新履歴で確かめた範囲を、走った結果と分けて整理します。
KYROで、走る前にコースを選ぶ画面が出てくるようになったんです。あれって何が分かるんですか?
コース候補の距離や上り、塗れそうな面積の見込みが並びます。ただ、どれも走る前の数字なので、走った記録とは分けて読む必要があります。
走ったルートを隠す設定も変わったみたいで。家の近くを走ることが多いから、そこも気になっています。
場所を指定して、その周りの円で隠す設定がありました。隠れるのは経路で、塗った領地の形は残ります。画面で確かめたことと、まだ分からないことを分けて見ていきますね。
KYROの仕組みや、使い続けて感じた面白さと弱点は、KYROの総合レビューにまとめています。この記事では、その後のアップデートで変わった部分だけを扱います。
KYROのコース候補は、走る前に距離・上り・獲得領地の見込みをまとめて表示する
KYROのコース計画で、走る前に何が分かる?
KYROは走る前に、コース候補の距離、予想時間、累積上昇、獲得領地の見込み、何人から奪取する予定かを1つの画面に表示します。App Storeの更新履歴では1.16.0でコース提案、1.16.1で奪われた陣地を取り返すコースが案内されています。表示は選ぶ前の見込みで、走った結果ではありません。
コース候補の画面では、どれくらい走り、どれくらい塗れそうかの見込みを、走り出す前に1つの画面で確認できます。
表示された一例は、距離3.89km・予想時間00:23・累積上昇66m・獲得領地0.54km²
私が確認したコース設定画面の一例では、距離が3.89 km、予想時間が00:23、累積上昇が66m、獲得領地が0.54 km²と表示されていました。「領地奪取」の欄には「1人から奪取予定」と出ていました。画面には標高グラフの項目と、「次のコースにする」ボタンもあります。[4]
これはコースを選ぶ時点の表示で、走り終えた記録ではありません。その領地を実際に獲得できたかも、この画面からは分かりません。この画面を確認した日のランでは、コース計画は使っていません。
別のランの終了後の結果画面には、「おすすめコースを見る」という入口もありました。ボタンの名前から、走り終えたあとにコースのおすすめへ進む入口と読めます。この入口の先の画面や、そこから選んだコースで走った結果は、この記事では扱いません。
App Storeの更新履歴では、コース提案と取り返すコースが続けて案内された
App Storeの更新履歴(2026年10月8日に現在のページを確認)では、9月14日の1.16.0で距離・上り坂・領土の目標に合ったコースのおすすめが案内されています。続く9月20日の1.16.1では、マップが新しくなり、自分の陣地を奪ったランナーの情報や、取り返すコースを確認できると説明されています。[2]
この記事で確認したのはiPhone版の更新履歴です。Android版で同じ画面や条件になっているかは、確かめていません。
自分で地点を置いて作るコース、目標から提案されるコース、奪われた陣地を取り返すコースは、似た画面でも選べる対象や操作が同じとは限りません。今回の画面からは、奪取する相手を自分で指定する手順までは分かりませんでした。
最近、私の周りのマップでは、他の人に陣地を取られることが増えたように感じています。使う人が増えたのかなと思う変化ですが、あくまで私が見ている範囲の体感で、利用者の数を確かめたわけではありません。陣地を取られることが増えてきた人には、取り返すコースを出発前に確認できる機能は使いどころがありそうです。ここは走った結果ではなく、機能の説明から考えた見立てです。
1.15.0の更新履歴では無料でも4地点までコースを作れ、画面では条件と距離の調整にPROの表示がある
iOS版1.15.0の更新履歴では、無料でも4地点まで置いてコースを作れると案内されています。一方、私が確認したコース設定画面では、「上り坂少なめ」「広く囲む」「距離を調整」に、有料プランを示すPROの表示がありました。
「おすすめ」も並んでいますが、この画面だけで無料プランで使える範囲をすべて判断することはできません。コースを作る、保存する、提案を受ける、走りながら案内を使う、はそれぞれ別の操作です。課金を考えるときは、使いたい機能ごとに、その時点のアプリ内の表示で確認してください。
数字が見えるようになった分、その数字をどう読むかが次に気になるところです。
KYROのコース候補の距離と予想時間は出発前の目安で、走った記録とは分けて見る
コース候補の3.89kmと、距離を調整の4.0kmは同じ数字?
KYROのコース設定画面に出る3.89kmはコース候補の距離、4.0kmは「距離を調整」欄の値で、別の数字です。予想時間00:23の計算に使うペースや、現在地からコースまでの移動を含むかは画面から読み取れません。出発前の表示は目安として、走った記録とは分けて見ます。
- 別の欄:3.89kmはコース候補の距離、4.0kmは距離を調整の値
- 未確認:予想時間のペースと、現在地からの移動を含むかは画面に出ない
- 見比べる:出発前の表示と、走り終えた記録を並べて見る
3.89 kmと4.0 kmは同じ画面にあっても別の欄の数字で、どちらも走った距離ではありません。
私が確認した画面では、「距離を調整」の欄に4.0 kmと表示され、コース候補の距離は3.89 kmでした。4.0 kmを指定した結果として3.89 kmの候補が出たのかは、この画面だけでは確定できません。少なくとも、この二つを同じ数字として扱わないことが大切です。
予想時間00:23がどのペースをもとに計算されているか、表示される距離に現在地からコースの入口までの移動が含まれるかも、画面からは読み取れませんでした。
地図の上でつながっている道でも、その日に通れるとは限りません。工事や通行止めで迂回することも、走る途中で道を変えることもあります。予定の距離は準備の目安として使い、走り終えたあとの記録とは分けて見るのがよさそうです。
コース計画を使って走る日に見ておきたいのは、出発前の表示距離、走り終えたあとの記録距離、途中で道を変えたかどうかです。陣地が魅力的でも、予定より遠ければ別の候補を選ぶ。距離を先に見られる機能は、そうした判断にも使えそうです。
コースを考える画面とは別に、走った道を他のランナーにどう見せるかの設定にも変化がありました。
KYROの隠す範囲は200mから1kmで選べ、画面の説明では円の中の経路が隠れて塗った領地の形は残る
KYROで場所を指定して隠すと、何が隠れて何が残る?
KYROの確認画面では「隠す範囲」をスライダーで選び、両端は200mと1kmです。オンにすると円の中の記録は他のランナーには途切れて見えますが、すでに塗った領地の形はそのまま残ります。1kmが半径にあたることは、画面の表示ではなく覆面アスリート本人の測定です。
場所を指定して隠す設定で隠れるのは円の中を通った経路で、すでに塗った領地の形は残ります。
確認画面には「隠す範囲」のスライダーがあり、両端は200mと1km
2026年10月7日に私が確認した画面の見出しは「この付近を隠しますか?」です。「隠す範囲」のスライダーの両端は200mと1kmで、画面では1kmが選ばれていました。途中の刻み幅は、画面からは読み取れていません。
画面には「オンにすると、この円の中の記録は他のランナーには途切れて見えます。」と説明があります。見出しと説明から、地図上の場所を中心にした円の範囲を隠す設定と読めます。
同じ画面には「すでに塗った領地の形はそのまま残ります。隠れるのは通った経路です。」とも書かれています。経路を隠す設定を使っても、領地の形まで消えるわけではありません。
私が測ったところ、隠す範囲の1kmは円の半径にあたる長さだった
画面のラベルは「隠す範囲」で、半径なのか直径なのかは書かれていません。私が自分で測ってみたところ、1kmは円の半径にあたる長さでした。半径1kmなので、円の大きさは直径で2kmになります。
これは私の手元での測定で、アプリの画面や公式の説明が「半径」と定義しているわけではありません。200mを選んだ場合の円の大きさは、この記事では確かめていません。
場所を指定して隠す設定は、以前からある両端200mの設定と同じものとは限らない
App Storeの更新履歴では1.16.0で、公開されるルートの中で隠したい場所を指定できると案内されています。一方、公式プライバシーポリシーの第10項には、設定で非表示を有効にすると、他の会員に表示する経路の最初と最後の200mを隠し、本人には全経路を表示するという説明があります(2026年10月8日に確認)。[3] 総合レビューで紹介した「出発・到着地点を隠す」設定も、この両端200mの説明でした。
今回の画面は、場所を指定して円の範囲を変える設定です。両端から一定の区間を隠す設定と同じものなのか、両方を使うとどうなるのか、過去の記録にも当てはまるのかは、まだ確認できていません。
確認画面だけでは、他のランナーからの見え方までは確かめられない
今回の画面には「隠す」と「あとで」のボタンがあり、設定を確定する前の確認画面です。この画面だけでは、設定が保存されたことや、他のランナーの画面で実際にどう見えるかまでは分かりません。
隠す範囲を広げても、それだけで自宅などの場所が分からなくなるとは言い切れません。塗った領地の形は隠れないため、家の近くで領地を塗っていれば、その形から生活圏を推測される可能性もあります。同じ場所の周りを何度も走ると、経路が途切れる位置から円の中心を推測される可能性も、他のアプリで指摘されています(KYROで確かめたわけではありません)。地図の画像を人に見せるときは、道路の形や目印からも場所を推測できる点に気をつけてください。
走った道の見せ方に続いて、走っている最中の記録の扱いにも、知っておきたい更新がありました。
KYROはアプリが落ちても途中までの記録が残る場合があり、1.13.6では記録の復元が案内された
KYROはランの途中でアプリが落ちたら記録はどうなる?
App Storeの更新履歴では1.13.6で、アプリが終了したあとも記録を復元し、続きから走るか終了するかを選べる機能が案内されています。私の経験でも、アプリが落ちたあとに途中までの記録が残っていたことがあります。ただし、残ること・保存・領地の反映は別に確認が必要です。
- 公式の案内:1.13.6で、アプリ終了後も記録を復元し、続きか終了を選べる
- 本人の経験:アプリが落ちても、途中までの記録が残っていたことがある
- 分けて確認:残る・再開・保存・同期・領地の反映はそれぞれ別
途中までの記録が残ることと、走り終えた記録がすべて保存・反映されることは、分けて確認します。
App Storeの更新履歴では、1.13.6に続く1.15.0でも、アプリが突然終了したりGPSが弱かったりしても記録を復元し、一時停止した区間もそのまま保存されると説明されています。
私が使っている中では、ランの途中でアプリが落ちても、そこまでの記録が残っていたことがあります。
※あくまで個人の経験であり、万人に当てはまるものではありません。すべての端末や通信状態で同じように記録が残るとは限りません。
ただし、途中までの記録が残ること、計測を続きから再開できること、記録を保存できること、サーバーと同期されること、領地に反映されることは、それぞれ別の話です。公式の案内は、すべての端末や通信状態で記録が残ることを約束するものではありません。
この機能を確かめるために、走っている最中にアプリをわざと終了させる必要はありません。もし実際に落ちてしまったときは、どこまで記録が残ったか、復帰の画面で何を選べたかを見ておくと、自分の環境での動き方が分かります。
まとめ|KYROの3つの更新は、次のランの計画・公開ルートの見せ方・記録の扱いに関わる
今回扱ったのは、走る前のコース計画、場所を指定して経路を隠す設定、アプリが終了したあとの記録の扱いの3つです。
- コース候補は、距離・予想時間・累積上昇・獲得領地・奪取予定を走る前に表示します。どれも見込みの数字で、走った記録とは分けて見ます。
- 場所を指定して隠す範囲は200mから1kmで選べます。私の測定では1kmは半径にあたる長さでした。隠れるのは経路で、塗った領地の形は残ります。
- 1.13.6で記録の復元が案内されています。途中までの記録が残る場合はありますが、保存や領地の反映まで含めて、すべての状況で守られると確かめたわけではありません。
次にコース計画を使って走るときは、出発前の表示距離と走り終えたあとの記録距離を並べて見てください。家の近くを走ることが多いなら、隠す設定は経路だけに効き、塗った領地の形は残ると知ったうえで使ってください。
戦う君は、ひとりじゃない。アスリートRPG。
📚 関連記事
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- 陣取りアプリ2本(KYROとSTRIDE)の選び方 ─ 陣取り型の別のアプリと比べたい方へ
参考文献・出典
出典リスト(6件)— タップで表示
- アスリートRPG「KYRO総合レビュー」 ─ 仕組み・全体評価・両端200mを隠す設定の紹介。marin-oceanlife.com
- App Store「KYRO」バージョン履歴 ─ 1.13.6 記録の復元 / 1.15.0 無料で4地点までのコース作成・記録の復元 / 1.16.0 コース提案・隠したい場所の指定 / 1.16.1 マップ刷新・取り返すコース(2026年10月8日に現在のページを確認)。apps.apple.com
- KYRO 公式プライバシーポリシー 第10項 ─ 経路の最初と最後の200mを他の会員に表示しない設定の説明(2026年10月8日に確認)。kyro.team
- 覆面アスリートが確認したKYROのコース設定画面(2026年10月7日) ─ 候補の表示値・PRO表示・距離を調整の値。上部の表示欄と相手のアイコンを黒く塗りつぶした画面を掲載しています。
- 覆面アスリートが確認したKYROの「この付近を隠しますか?」画面(2026年10月7日) ─ スライダーの両端と説明文。地図を黒く塗りつぶした画面を掲載しています。
- 覆面アスリートが確認した、別のランの終了後の結果画面 ─ 「おすすめコースを見る」の入口。この部分だけを切り出して掲載しています。
この記事の作り方について
本記事は、覆面アスリートがKYROを使い続ける中で確認した画面と本人の経験をもとに、App Storeの更新履歴と公式プライバシーポリシー(いずれも2026年10月8日に確認)と照らし合わせ、AIアシスタント(Claude)の支援を受けて構成・編集しています。数値は画面の表示、公式の案内、本人の測定に基づき、創作した数値は含みません。
この記事の用語
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- 累積上昇
-
コースの中で上り坂を上る高さを、すべて足し合わせた値です。下り坂の分は差し引きません。
この記事では、KYROのコース候補に表示される数字の一つとして登場します。

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