SNSの心ない一言を、どう受け取り、どこまで離れていいかが分かります。「みんなそう思っている」と書かれていても、それは一人が発した言葉です。プレーへの具体的な指摘と人格を否定する言葉を分け、ミュートや相談で自分を守る方法を選べます。
本記事で得られること
- 一人のコメントを「みんなの評価」として受け取らずに済む考え方が分かる
- プレーへの指摘と人格を否定する言葉を分けて、受け取る言葉を選べる
- SNSを続けるかやめるかを、その場で決めなくてよくなる
こんな方におすすめ
- 練習や大会の結果をSNSで発信している人
- SNSで受け取った一言で、練習に行くのがつらくなっている人
- 信頼できる人に相談する前に、一人で抱え込んでいる人
大会の結果をSNSに載せたら「向いていない」と返されました。それから稽古に行くのがつらいです。気にしすぎでしょうか。
気にしすぎではありません。
でも「みんなそう思っている」とまで書かれていました。本当にそうなのではと考えてしまいます。
そう書かれると、本当にそうなのではと考えてしまいますよね。
SNSの心ない一言は、競技を大切にしてきた人ほど深く刺さることがある
QSNSの心ない一言で練習や大会がつらくなるのは、自分が弱いからなのか。A弱いからではなく、競技を大切にしてきたからこそ、言葉が響くこともあります。
練習の様子や大会の結果を発信する。応援してくれる人に、自分の活動を知ってもらう。SNSは、アスリートにとって大切な場所の一つです。だからこそ、そこで受け取った心ない一言が、深く刺さることがあります。
「向いていない」「みんなそう思っている」。結果が出ず、もともと自分でも不安を抱えていたとしたら、その言葉が最後のひと押しになってしまうかもしれません。練習に行きたくない。大会に出るのが怖い。人前に出ることさえ嫌になる。
では、「みんなそう思っている」とまで書かれた時、その言葉をどう受け取ればいいのでしょうか。
「みんなそう思っている」というSNSのコメントも、一人が発した言葉だ
Q「みんなそう思っている」と書かれたら、本当にみんながそう考えているのか。A一人が発した言葉で、全員がそう考えているかはそのコメントだけでは分かりません。
2026年11月1日、タレントの平愛梨さんのSNSでの返信が報じられました。報道によると、外見や年齢についてのコメントに対し、平さんは自身の疲れや体力づくりについて応じました。その後、ファンの投稿を受けて「叩かれてたの!? 気づかなかった」とつづり、「気づいてくれてる!!って思ったから返しちゃった」と説明しています(ORICON NEWS 2026)。
平さんと、競技の結果を公の場で評価されるアスリートは、置かれた立場が同じではありません。ただ、このやり取りは、同じ言葉でも受け取り方は人によって違う、と考えるきっかけになります。
自分の頭の中で「一人の言葉」が「みんなの評価」に広がっていないか。苦しくなったときは、そこを一度切り分けてみてください。
一人の言葉だと分かっても、中にはプレーについての指摘が混ざっていることもあります。では、どこまで受け取ればいいのでしょうか。
SNSで受けた言葉は、プレーへの具体的な指摘と人格を否定する言葉に分けて受け取る
QSNSで受けた言葉は、全部受け止めて練習に生かすべきなのか。A受け取るのはプレーへの具体的な指摘で、人格を否定する言葉や、根拠もなく「もうやめろ」と迫る言葉まで抱え込む必要はありません。
プレーについて具体的に伝えられたことの中には、今後の練習に役立つものもあるでしょう。見分ける時は、その言葉がどの場面の、どのプレーについて書いているかを見てください。「後半に足が止まっていた」のように場面とプレーが書かれた言葉は、練習で確かめられます。「向いていない」「もうやめろ」のように、プレーの中身に触れずにあなた自身を評価する言葉は、練習で確かめようがありません。
受け取るか迷う言葉は、一人で正しく判断しようとせず、信頼できるコーチや仲間にそのまま見せてみる。自分が競技を続けるために、何を受け取り、何から離れるかを一緒に考えてもらってもいいのです。
受け取る言葉を選べるようになったら、次は、SNSそのものとどう付き合うかです。
SNSとの距離は、読まない時間をつくる・ミュートする・相談する・発信の仕方を変えるから選べる
QSNSで心ない一言を受けた後、SNSとはどう付き合えばいいのか。A読まない時間・ミュート・相談・発信の変更のどれから選んでもよく、続けるかやめるかはその場で決めなくても大丈夫です。
SNSで心ない一言を受けた後に、自分を守るための方法は一つではありません。次の4つのどれも選べます。
- コメントを読まない時間をつくる。
- ミュートやブロックを使う。
- 信頼できる人に相談する。
- 発信の仕方を変える。
嫌な言葉を無理に善意として受け取る必要もありません。
脅迫や個人情報をさらす投稿がある場合、また気分の落ち込みや眠れない状態が続く場合は、一人で抱えず、警察や医療機関、厚生労働省が案内する相談窓口に相談してください。
競技そのものを続けるかどうかまで迷っている時の考え方は、こちらの記事で説明しています。
まとめ
- SNSの心ない一言が深く刺さるのは、競技を大切にしてきたからということもある
- 「みんなそう思っている」と書かれていても、それは一人が発した言葉
- プレーへの具体的な指摘と、人格を否定する言葉は分けて受け取ってよい
- コメントを読まない時間・ミュートやブロック・相談・発信の変更から、距離の取り方を選べる
一つのコメントを、あなたの価値や競技人生の結論にしなくていい。まずは自分を守りながら、あなたが大切にしたかった競技との関係を、少しずつ取り戻していきましょう。
結果が出ない時期にも競技に残るものについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
※平さんの事例は報道をもとに、言葉の受け取り方を考える導入として紹介しています。本人の内面や、コメントを書いた人の意図を断定するものではありません。
SNSで心ない一言を受け取った時、あなたは、①しばらくコメントを開かずに時間を置く派、②信頼できる人に見せて一緒に考える派、のどちらですか。コメントで教えてください。
戦う君は、ひとりじゃない。アスリートRPG。
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参考文献・出典
出典リスト(1件)タップで表示
- ORICON NEWS(2026-11-01)平愛梨さんのSNSでの返信についての報道。oricon.co.jp


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