アンチドーピング認証のプロテインが保証すること・しないこと カラダ
PR 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。報酬が発生する場合がありますが、評価は認証機関とメーカーの公開情報、価格、栄養成分表示に基づきます。紹介する商品は覆面アスリートが使って選んだものではありません。
AI協業 本記事は覆面アスリートの意見・判断をベースに、AIアシスタント(Claude)の支援を受けて構成・編集しています。
覆面アスリートがお辞儀をしているイラスト
10秒でわかるこの記事の内容

ドーピング検査がある大会に出る方へ。アンチドーピング認証が示すのは、検査したロットから禁止物質が検出されなかったことです。効果やタンパク質の量は審査の対象外です。買う前は、ロゴ・商品名と味・ロット番号を中心に、購入先と成分表を加えた5か所を確かめます。

結論(認証プロテインの選び方)

  • 向く人ドーピング検査がある大会に出る人。買う味のロット番号がLGC(認証を運営する検査機関)の検索に出る認証品を選びます
  • 向かない人検査を受けない人。認証の有無ではなく、タンパク質の量・価格・味で選んで問題ありません(選び方はプロテインの基本ガイド)
  • 選ぶ順番①買う味がLGCの製品ページにあるか ②タンパク質20gあたりの費用 ③続けられる味。下の2銘柄は、楽天市場・Yahoo!ショッピングの価格(2026年10月19日時点)で費用が安かった認証品です(比較は本文の認証銘柄の章)。Amazonの出品は容量が違う場合があります

検査がある大会に出るなら、買う味がLGCの製品ページに載っているかを確かめましたか?

ウイダー 870g(Amazon限定)はAmazonが、グロング ホエイ100はメーカーの公式ストアが販売する出品です(2026年10月19日時点)。届いた袋のロット番号は、その日のうちにLGCの検索にかけられます。

PR・価格はリンク先でご確認ください

岸くんが考え込みながら質問する
岸くん

大会でドーピング検査があるので、認証マークの付いたプロテインを選んでいます。これを飲んでいれば検査は心配ないですよね?

覆面アスリートが共感の笑顔
覆面アスリート

認証が示しているのは、検査したロットから禁止物質が検出されなかったことです。検査で陽性にならないことまでは約束していません。

岸くんが驚き顔で突っ込む
岸くん

えっ、じゃあ認証は何のためにあるんですか。認証品は成分が薄い、という話も聞いたことがあります。

覆面アスリートが本文へ誘導
覆面アスリート

混入のリスクを下げるための仕組みです。薄いという話も数字で確かめます。何が保証されて何がされないかと、買う前に袋のどこを見るかを、順に確かめます。

結論: アンチドーピング認証が保証するのは「禁止物質が検出されなかったこと」だけ

アンチドーピング認証のプロテインで確かめられるのは、検査したロットから検査対象の禁止物質が出なかったことです。効果やタンパク質の量、検査で陽性にならないことまでは保証されません。

  • 保証すること: 検査したロットから、検査対象の禁止物質が検出されなかったこと。
  • 保証しないこと: 効果の大きさ、タンパク質の量、そしてドーピング検査で陽性にならないこと。違反したときの責任は選手本人にあります。
  • 確かめる場所: 認証ロゴ、商品名と味、ロット番号の3点が中心です。購入先と成分表もあわせて見ます。
認証プロテインを使う前に、出る大会の規程の1行と最新の認証状況を自分で確かめる岸くん

この記事を読む前に(注意事項の要約)

サプリメントには禁止物質が混ざる可能性があり、違反の責任は選手本人が負います。認証ごとに審査の基準は違います。この記事は情報提供で、商品の品質を保証するものではありません。大会の規程と最新の認証状況はご自身で確認してください(全文は記事の最後)。

インフォームドチョイスなどのアンチドーピング認証は、第三者が禁止物質の混入を検査する仕組み

アンチドーピング認証は、メーカー以外の検査機関が、商品に禁止物質が混ざっていないかを分析する仕組みです。サプリメントは食品として扱われ、すべての原材料を表示する義務がありません。表示を読むだけでは、混入の有無は分かりません(JADA)。

プロテインの袋の裏の原材料名を読んでも、表示されない原材料があり得るため、禁止物質の混入は分からないことを示す図

日本にもかつて、日本アンチ・ドーピング機構の「JADAサプリメント分析認証プログラム」がありましたが、2019年3月31日で終了しています(JADA 2019)。いまの日本アンチ・ドーピング機構のガイドラインは、認証の仕組みを「リスクの低減のための指標」と位置づけ、「完全なる安全を保証するものではありません」と明記しています(JADA ガイドライン)。

日本のプロテインでよく見るのは、検査機関LGCが運営するインフォームドスポーツとインフォームドチョイスで、250種類以上の禁止物質を分析します(LGC)。製造受託会社が自社で付けるマークもあり、誰が検査するかで検査の中身は変わります。

アンチドーピング認証4種類の違いは、検査の頻度と確認方法

アンチドーピング認証4種類の違いは、自分が買ったロットまで検査されるかどうかです。インフォームドスポーツとBSCGは全ロット、インフォームドチョイスは毎月の抜き取り、DOPING MATERIAL CHECKEDは同じ配合なら初回の生産時だけを分析します。

インフォームドチョイスは抜き取り検査のため、手元の袋がどのロットから来たかは見た目で分からず、検査済みかどうかは検索で確かめることを示す図
認証どのロットを検査するか製造施設の審査読者が確かめる方法
インフォームドスポーツ(運営 LGC・ロゴはオレンジの走る人)出荷前に全ロットを検査し、市販品の抜き取りも年1〜4回ある品質管理と、混入を防ぐ体制を書面で審査するLGCのサイトでロット番号を検索できる
インフォームドチョイス(運営 LGC・ロゴは緑のチェック)市販品を毎月抜き取り、年12ロット以上を検査する。全ロットではない書面による審査LGCのサイトで製品と検査済みロットを検索できる
BSCG(運営 米国のBSCG)全製造ロットを検査する製造基準の監査が必須公開データベースでロット番号を検索できる
DOPING MATERIAL CHECKED(製造受託会社REDASのマーク)同じ配合なら初回生産時のみ分析する工場の監査はなし(REDASが管理する工場に限る)公開の製品一覧やロット検索は見当たらない

出典: LGC 比較ページ / インフォームドスポーツ認証手順 / インフォームドチョイス認証手順 / BSCG / REDAS(いずれも2026年10月19日に再確認)

インフォームドチョイスは抜き取り検査なので、手元のロットが検査済みかどうかは検索で確かめます。DOPING MATERIAL CHECKEDは、禁止物質が100%混入していないことの証明ではないとREDAS自身が書いています(REDAS)。また日本では、インフォームドスポーツ取得品がチョイスのロゴだけを使う場合があります(SNDJ)。

アンチドーピング認証が保証する範囲と、保証しない範囲

LGCの認証でも、すべての禁止物質を検査できるわけではなく、検査していないロットの中身も保証の外です。効果の大きさやタンパク質の量、ドーピング検査で陽性にならないことも、認証は保証しません。

LGC の検索に出ないロットは保証を確かめられないこと(検査していないロットと、期限が切れたロット)を示す図
保証されること保証されないこと
検査したロットから、検査対象の禁止物質(250種類以上)が検出されなかったこと検査対象に入っていない禁止物質が混ざっていないこと。LGCは、すべての禁止物質を検査できるプログラムは無いと書いています
製造施設の品質管理の審査を通っていること(審査の深さは認証ごとに違う)検査していないロットの中身。期限が切れたロットは検索にも表示されなくなります
—効果の大きさ、タンパク質の量、表示の正確さ
—ドーピング検査で陽性にならないこと。違反したときの責任は選手本人にあります

インフォームドスポーツとインフォームドチョイスは、禁止物質だけを検査する認証です。タンパク質の量はLGCの別の認証「インフォームドプロテイン」の担当です(LGC Informed Protein)。

表示に無い物質で違反となっても、責任は選手本人がとる、と日本アンチ・ドーピング機構もLGCも明記しています(JADA・LGC)。認証品を使っていても、違反の責任は選手本人に残ります。

認証プロテインを買う前に確かめる5か所: ロゴ・商品名と味・ロット番号・購入先・成分表

認証プロテインを買う前に見るのは、袋の表と裏にある5か所です。手元の1袋が検査済みかどうかは、そのうちロット番号をLGCの検索に入れて確かめます。

プロテインの袋で確かめる場所 模式図・実際の位置は商品で異なる 表面 ② 商品名・味・容量 LGCの一覧にある味か ① 認証ロゴ チョイス=緑のチェック スポーツ=オレンジの走る人 裏面 ⑤ 栄養成分表示 2028.04 AG2K49 ③ ロット番号(例) 先頭が期限の年月の登録例が多い 出典: ロット表記はLGC登録のバッチ番号の例(2026年9月25日閲覧) アスリートRPG │ marin-oceanlife.com 袋で確かめる場所 模式図・実際の位置は商品で異なる 表面 ② 商品名・味 LGCの一覧で確認 ① 認証ロゴ チョイス=緑 スポーツ=オレンジ 裏面 ⑤ 栄養成分表示 ③ ロット番号(例) 2028.04 AG2K49 先頭が期限の年月の登録例が多い 出典: LGC登録のバッチ番号の例 アスリートRPG
  1. 認証ロゴ: インフォームドチョイスは緑のチェック、インフォームドスポーツはオレンジの走る人です。
  2. 商品名・味・容量: LGCの製品ページには検査済みのロットが味ごとに並び、全部の味が載るとは限りません。2026年10月19日時点で、ザバス ホエイプロテイン100の一覧にストロベリー味は、ビーレジェンドWPCの一覧に激うまチョコ風味は表示されていませんでした。
  3. ロット番号: LGCのインフォームドチョイス製品検索またはインフォームドスポーツ製品検索でブランド名を入れ、製品ページの検索欄にロット番号を入れます。表に出れば検査済みです。期限が切れたロットは表示されなくなります(LGC 製品検索)。
  4. 購入先: 海外版や並行輸入品の扱いについて、LGCの明文は見つかりませんでした。手元のロット番号が検索に出るかで確かめます。
  5. 成分表: 認証はタンパク質の量を見ていません。量と価格は、栄養成分表示で自分で比べます。

ロゴだけで買わず、ロット番号の検索まで済ませれば、手元の1袋が検査済みかどうかまで確かめられます。

ロット番号を調べるサイト「wetestyoutrust.com」の使い方

wetestyoutrust.com は、インフォームドチョイスとインフォームドスポーツを運営するLGCの公式サイトです。英語のみで、チョイスとスポーツで検索ページが分かれています。自分の商品のロゴがどちらかを見てから開きます(2026年10月19日時点)。

  1. ロゴに合わせてチョイスの製品検索かスポーツの製品検索を開き、ブランド名を英字で入れます(例: SAVAS、DNS)。
  2. 一覧から自分の商品を選び、製品ページを開きます。
  3. ページ下部の「Search by batch # or flavor」の欄に、パッケージのロット番号を入れます。
  4. 表に同じロット番号が出れば、そのロットは検査済みです。表には味と、ロットの期限、検査日が並びます。

ロット番号が表に出てこない時は、期限切れで表示が消えた場合と、そのロットが検査対象でない場合があります。どちらか分からない時は、メーカーの問い合わせ窓口で確かめます。袋にロット番号が見つからない時や読み取れない時も、同じ窓口で確かめます。

アンチドーピング認証品についてよくある誤解2つ: 「効果が高い」「成分を薄めている」

アンチドーピング認証は効果を審査していないので、認証マークは効果が高い理由になりません。タンパク質の量も、メーカーが公開する栄養成分表示では認証品が100gあたり約68〜92g、認証表記の無い商品が約62〜75gで、認証品が低い側に偏ってはいません。

認証品と認証表記の無い商品の商品ページで、栄養成分表示のタンパク質の行の数字を見比べる手元

誤解1「認証品は効果が高い」: 認証は効果を審査していません。認証の検査対象は禁止物質だけで、認証マークは効果を比べた結果ではありません。

誤解2「基準を満たすために成分を薄めている」: 数字を並べると、認証品のタンパク質量は低い側に偏っていません。認証の検査対象は禁止物質の混入で、ホエイやタンパク質、クレアチンは日本アンチ・ドーピング機構の2026年禁止表に掲載されていません(JADA 禁止表 2026)。タンパク質を減らしても、認証の合否には関係しません。ただし「配合を変えていない」とメーカーや認証機関が明言した資料は、見つけられませんでした。

商品認証100gあたりのタンパク質
ザバス ホエイプロテイン100インフォームドチョイス約68〜71g(味で異なる)
DNS プロテインホエイ100インフォームドチョイス約69g
ウイダー マッスルフィットプロテインインフォームドチョイス約76〜78g(ココア・バニラ)
グロング ホエイプロテイン100インフォームドチョイス72g以上(ベーシック)/ 75g以上(スタンダード)
ビーレジェンド WPCインフォームドチョイス約74g
VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクトインフォームドチョイス約92g(プレーン)
ハルクファクター ホエイプロテイン表記なし約62g
マイプロテイン Impact ホエイ表記なし(タンパク質量のインフォームドプロテインは取得)75g
エクスプロージョン WPC プレーン表記なし約75g

「約」は各メーカーが公開している1食分のタンパク質量から100gあたりに換算した値です。グロング・マイプロテインはメーカー表記の値です。出典は記事末の参考文献(2026年10月19日に再確認)。

認証品の中にも、認証表記の無い商品の中にも、タンパク質量が高い商品と低い商品があります。タンパク質の量は認証の有無ではなく、商品ごとの成分表で比べるものです。

アンチドーピング認証を取っているプロテイン6銘柄とクレアチン3銘柄

インフォームドチョイスを取っているプロテインは、ウイダー・ザバス・グロング・ビーレジェンド・VALX・DNSの6銘柄です。クレアチンでは、Nature In・グロングがインフォームドチョイス、ビーレジェンドがインフォームドスポーツを取っています(2026年10月19日にLGCの製品検索で確認)。

ここで紹介する商品は、認証の有無・価格・栄養成分表示の事実をもとに選んでいます。覆面アスリートが使って選んだものではありません。私はドーピング検査を受けたことがなく、検査を通った体験もありません。

商品(味・容量)認証価格
ウイダー マッスルフィットプロテイン 森永ココア 870g(Amazon限定)インフォームドチョイスAmazon で確認
ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ 1kg(Amazon限定)インフォームドチョイスAmazon で確認
グロング ホエイプロテイン100 スタンダード ココア 1kgインフォームドチョイスAmazon で確認
ビーレジェンド WPC 激うまチョコ風味 900gインフォームドチョイス(この味はLGCの一覧で未表示のため、ロット確認を)各店で確認
VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト ライチヨーグルト 1kgインフォームドチョイス下の注記を参照
DNS プロテインホエイ100 プレミアムチョコレート 630gインフォームドチョイスAmazon で確認
クレアチン(1kg)認証価格
Nature In クレアチンインフォームドチョイスAmazon で確認
ビーレジェンド クレアチンインフォームドスポーツ各店で確認
グロング クレアチン モノハイドレート パウダーインフォームドチョイスAmazon で確認

DNSは公式ストアの出品(プレーン1kg)もあります。価格は変わるため、購入前に商品ページでご確認ください。VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト ライチヨーグルトは、2026年10月19日時点でメーカー公式店・楽天市場・Yahoo!ショッピングのどこにも在庫が無かったため、購入リンクを置いていません。楽天市場とYahoo!ショッピングでは、ウイダーは840g、ザバスは800gの出品です。

楽天市場とYahoo!ショッピングの表示価格(2026年10月19日時点・税込)でタンパク質20gあたりの費用を比べると、安い順にウイダー(840g)、グロング、ビーレジェンド、ザバス(800g)、DNSでした。VALXは在庫が無いため比べていません。クレアチン1kgは、同じ店の価格で安い順にNature In、ビーレジェンド、グロングでした。

インフォームドスポーツのプロテインも国内にはあります。日本スポーツ栄養協会の一覧には、DNS ホエイプロテイン スーパープレミアム エリートアスリートラインなど12品目が載っています(SNDJ)。ただし2026年10月19日に確かめたところ、DNSのエリートアスリートラインは、LGCのスポーツ側の検索に表示されませんでした。そのため、表にはインフォームドチョイスの6銘柄を載せています。

認証は6銘柄ともインフォームドチョイスです。6銘柄から選ぶ決め手は価格、続けられる味、そして買う味のロットがLGCの検索に出るかどうかです。

もう一度: 認証品を買う前に

  • 選ぶ順番①買う味がLGCの製品ページにあるか ②タンパク質20gあたりの費用 ③続けられる味
  • 下の2銘柄楽天市場・Yahoo!ショッピングの価格(2026年10月19日時点)で費用が安かった認証品です。Amazonの出品は容量が違う場合があります
  • 検査を受けない人認証品に限らず、成分表のタンパク質の量と価格で選んで問題ありません(プロテインの基本ガイド)

検査がある大会に出るなら、買う前に、選んだ味がLGCの製品ページに載っているかを確かめましたか?

ウイダー 870g(Amazon限定)はAmazonが、グロング ホエイ100はメーカーの公式ストアが販売する出品です(2026年10月19日時点)。届いた袋のロット番号は、その日のうちにLGCの検索にかけられます。

PR・価格はリンク先でご確認ください

買う前の疑問9つ: 認証の選び方から、大会の検査・購入先・プロテイン以外のサプリまで

Q1. インフォームドチョイス認証のプロテインを飲んでいれば、ドーピング検査で陽性になることはありませんか。
陽性にならないとは言えません。すべての禁止物質を検査できるプログラムは無いとLGCは書いています(LGC FAQ)。違反の責任は選手本人にあります。

Q2. インフォームドスポーツとインフォームドチョイスでは、ドーピング検査を受ける選手はどちらを選べば良いですか。
出荷前に全ロットを検査するのはインフォームドスポーツです。インフォームドチョイスは毎月の抜き取り検査なので、手元のロットが検索に出るかを確かめて使います。出場する大会や競技団体に指定があれば、そちらが優先です。

Q3. 海外から並行輸入した認証プロテインは、日本で売られている認証品と同じ扱いになりますか。
同じとは限りません。LGCの製品検索は販売地域で絞り込む形で、海外版の扱いを定めた明文は見つかりませんでした。手元のロット番号が検索に出るかで確かめてください。

Q4. ロット番号がLGCの検索で出てこない認証プロテインは、飲まない方が良いですか。
検索に出ないロットは、検査済みだと確かめられない状態です。期限切れで表示が消えている場合もあります。ドーピング検査を受ける方は、検索に出るロットを選ぶか、メーカーに問い合わせてから使うのが確実です。

Q5. ドーピング検査を受けない市民アスリートが、アンチドーピング認証のプロテインを選ぶ意味はありますか。
効果は認証の審査対象ではなく、タンパク質の量も認証の有無では決まりません。認証品で増えるのは「第三者が混入を検査した記録」という情報です。検査を受けない方は、量・価格・味で選んで問題ありません。日本アンチ・ドーピング機構は、必要な栄養はバランスの良い食事から摂取することを推奨しています(JADA)。プロテインの基本はプロテインの基本ガイドにまとめています。

Q6. いま飲んでいる認証表記の無いプロテインは、やめた方が良いですか。
ドーピング検査を受ける可能性があるかどうかで変わります。日本アンチ・ドーピング機構は、表示に無い物質が入っている可能性を理解したうえで、本当にそのサプリメントが必要かをアスリート自身が判断するよう求めています(JADA)。検査を受ける可能性がある方は、ロットをLGCの検索で確かめられる商品へ切り替えるのが確実です。検査を受けない方が、この理由だけで切り替える必要はありません。

Q7. 自分が出る大会で、ドーピング検査があるかどうかは分かりますか。
事前には分かりません。日本アンチ・ドーピング機構は、検査を行う大会や対象者を事前に公開しないとしています(JADA 検査)。日本アンチ・ドーピング規程は、国内最高レベルの大会に出る選手だけでなく、レクリエーションアスリートの区分にも適用されると定められています(JADA カテゴリー)。出る大会にアンチ・ドーピング規程が適用されるかは、競技団体の規程や大会要項で確かめてください。

Q8. 認証プロテインは、どこで買えば良いですか。
購入先の決まりは、今回確かめたLGCのページにも、日本アンチ・ドーピング機構のサプリメントのページにも見つかりませんでした。LGCは製品ページの購入リンクについて、自らは販売しておらず、リンク先の中身も管理していないと書いています(LGC 製品検索)。公式ストアやメーカー直販の出品を選ぶと、ロット番号と中身の出どころを確かめやすくなります。

Q9. プロテイン以外のサプリメントは、何に気をつければ良いですか。
米国アンチ・ドーピング機構は、筋肉増強・減量・性機能をうたう商品と、一部のプレワークアウトやエネルギー系の商品に、表示に無い禁止物質が含まれることがあると注意を促しています(USADA)。こうした種類の商品を選ぶ時ほど、ロゴとロット番号を確かめます。サプリメント全体の考え方はトレーニング用サプリメントの基本ガイドにまとめています。

注意事項

  1. サプリメントには、製造工程や原材料を通じて、禁止物質が混ざる可能性があります。表示にない物質が含まれることもあります。
  2. サプリメントが原因のドーピング違反でも、責任は選手本人が負います。
  3. 認証ごとに、分析する物質の範囲、検査の頻度、製造施設の審査のしかたが違います。同じ「認証品」でも中身は同じではありません。
  4. この記事は情報提供を目的としたもので、紹介した商品の品質や安全性を保証するものではありません。
  5. 出場する大会の規程と、各商品の最新の認証状況・ロットの検査状況は、購入前と使用前にご自身で確認してください。持病の治療中の方、薬を服用中の方は、医師か薬剤師に相談してください。

合わない人はこちら。プロテインを飲むかどうか、どれだけ飲むかから決めたい人はプロテインの基本ガイドへ。鉄のサプリメントを検討している人は、同じようにロゴとロット番号を確かめたうえで、まずスポーツ貧血と鉄不足の見分け方を読んでください。

参考文献・出典(2026年9月25日に閲覧し、2026年10月19日に再確認)

  1. 日本アンチ・ドーピング機構「サプリメントについて」(食事優先・表示義務・選手の責任) playtruejapan.org
  2. 日本アンチ・ドーピング機構「JADAサプリメント分析認証プログラム終了のお知らせ」(2019年3月31日終了) playtruejapan.org
  3. 日本アンチ・ドーピング機構「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」 playtruejapan.org
  4. 日本アンチ・ドーピング機構「2026年禁止表国際基準(日本語版)」 PDF
  5. LGC「Informed Sport vs Informed Choice」(検査頻度・250種類以上の禁止物質) sport.wetestyoutrust.com / choice.wetestyoutrust.com
  6. LGC 認証手順(インフォームドスポーツ: 全ロット検査・年1〜4回の抜き取り / インフォームドチョイス: 認証前3ロット・毎月の抜き取り・書面審査) Sport / Choice
  7. LGC「Frequently Asked Questions」(すべての禁止物質は検査できない・ロット番号で検索できる) sport.wetestyoutrust.com
  8. LGC「Athletes」(サプリメントの中身を知るのは選手の責任) sport.wetestyoutrust.com
  9. LGC「Informed Protein FAQ」(スポーツ・チョイスは禁止物質のみを検査) protein.wetestyoutrust.com
  10. 日本スポーツ栄養協会「インフォームドチョイス 商品リスト」(ロゴの注意書き) sndj-web.jp
  11. 日本スポーツ栄養協会「インフォームドスポーツ 商品リスト」(2026年9月25日更新・2026年9月26日閲覧) sndj-web.jp
  12. 日本アンチ・ドーピング機構「ドーピング検査とは」(検査を実施する大会や対象者は事前に公開されない・2026年9月26日閲覧) playtruejapan.org
  13. 日本アンチ・ドーピング機構「アスリートに関わる2つの『カテゴリー』」(レクリエーションアスリートにも日本アンチ・ドーピング規程を適用・2026年9月26日閲覧) playtruejapan.org
  14. 米国アンチ・ドーピング機構「Supplement Connect」(筋肉増強・減量・性機能・プレワークアウト系商品の注意・2026年9月26日閲覧) usada.org
  15. BSCG「Certified Drug Free」 bscg.org
  16. REDAS「DOPING MATERIAL CHECKED」 redas.co.jp
  17. 各メーカーの栄養成分表示: ザバス(認証一覧はこちら) / DNS / ウイダー / グロング ベーシック / グロング スタンダード / ビーレジェンド / VALX / ハルクファクター / マイプロテイン / エクスプロージョン
  18. Amazon.co.jp 各商品ページ(販売元): ウイダー B07YWGQNZ4 / ザバス B0B9G4QR1M・B09QPKX9BG / グロング B084MCDYF6 / ビーレジェンド B0GRG95RSS / VALX B08L9Z3SLD / DNS B0BVYMYZYY・B0BVYV5F8Z / ビーレジェンド クレアチン B0GS539QLH / グロング クレアチン B086GGFNQ2 / Nature In クレアチン B0FY5PBSM1(2026年10月19日に再確認)
  19. Informed Choice「Certified Products List」(2026年9月版・2026年10月19日に再確認。Nature In CREATINE の掲載を確認) choice.wetestyoutrust.com

この記事の用語

本文の点線つきの語をタップすると、同じ説明がその場に出ます。

インフォームドスポーツ(Informed Sport)

LGCが運営する認証で、出荷前に全ロットを検査して禁止物質の混入を確認する仕組み。市販品の抜き取り検査も年1〜4回ある。

この記事では、ロゴがオレンジの走る人のマークで、全ロットを検査する点をインフォームドチョイスと比較している。

インフォームドチョイス(Informed Choice)

LGCが運営する認証で、市販品を毎月抜き取り検査し年12ロット以上を分析する仕組み。全ロットを検査するわけではない。

この記事で紹介する認証品6銘柄は、いずれもこの認証を取得している。

インフォームドプロテイン(Informed Protein)

LGCが運営する別の認証で、タンパク質の含有量を検査する仕組み。禁止物質の検査とは別の制度になる。

この記事のインフォームドスポーツ・チョイスは禁止物質だけを検査し、量はこの認証が担当すると説明している。

クレアチン

アミノ酸からつくられる物質で、サプリメントの成分として使われる。

認証を取得したクレアチン3銘柄を、認証の種類とともに表で紹介している

ホエイ

牛乳からカゼインや乳脂肪を取り除いた液体からつくるタンパク質で、プロテイン製品の主な原料になる。

この記事で比較する銘柄は、いずれもホエイを原料にしたプロテインになる。

並行輸入品

メーカーの正規販売網を通さず、海外で販売されている商品を別の業者が輸入して売る商品のこと。

この記事では、並行輸入品がLGCの検査ロットと同じ扱いになるかは、明文が見つからなかったとしている。

禁止表

日本アンチ・ドーピング機構が毎年更新する、使用が禁止された物質と方法をまとめた一覧のこと。

ホエイ・タンパク質・クレアチンがこの一覧に載っていないため、タンパク質を減らしても認証の合否には関係しない、と説明している

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